未成年にオススメの証券口座はある?
高校性は株式投資を始められるの?
本記事では、そういった疑問を解決していきたいと思います。
1,000円から投資できる「PayPay証券」がオススメ!
「投資家ドットコム」を運営する「ロニイ」と申します。
資産運用や投資信託が好きすぎて、資産運用のブログを立ち上げました。
今回は未成年でも証券口座は開設できるのか?という点について解説していきたいと思います。
資産運用や投資の話は、結婚してからすれば良いと考える人も少なくないでしょう。
しかし、長期の資産形成をするうえで一番重要なのは「時間」です。
次の2人がいたとしましょう。
- 20歳から資産運用をスタートしたAさん。毎月3万円を投資に回す。
- 50歳から資産運用をスタートしたBさん。毎月20万円を投資に回す。
株式インデックスの長期平均利回りである7%で運用したとして、60歳時点での彼らの資産がどのくらいか分かるでしょうか?
ちなみに預金するなら次のようになりますね。
- Aさん 1440万円
- Bさん 2400万円
答えは次の通りです。
- Aさん 7844万円
- Bさん 3461万円
「え?そんなに増えるの」
そう思われた方も少なくないかと思います。
ただ資産運用業界では「時間」を有効活用するのは常識です。
10代の間に「基本的な金融リテラシー」と「毎月3万円貯める習慣」を身に付けていると将来的に富裕層になれる確率は何倍にもなります。
実際に私も20歳で100万円以上を運用しています。
そこで本記事ではオススメの証券口座を解説しながら、10代の皆さんが投資で失敗しないように基礎知識も解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
※もし可能であれば保護者(親権者)の方と読まれることをオススメします。
未成年にオススメの証券口座3選
未成年にオススメの証券口座は次のとおりです。
- PayPay証券
- SBI証券
- auカブコム証券
高校生などの未成年が口座開設できる証券会社はそう多くありません。
口座開設できたとしても、親権者の口座が必要だったり、ネットで口座開設ができない証券会社だったりします。
そこで本記事では日本の主要な証券会社13社を比較して、未成年にオススメの証券口座を紹介していきましょう。
証券会社名 | 未成年の口座開設 | 親権者の口座 | 主な取引方法 |
---|---|---|---|
PayPay | 〇 | 不要 | ネット |
SBI | 〇 | 必要 | ネット |
楽天 | 〇 | 必要 | ネット |
auカブコム | 〇 | 必要 | ネット |
マネックス | 〇 | 必要 | ネット |
SBIネオモバイル | × | – | ネット |
LINE | × | – | ネット |
GMOクリック | 〇 | 必要 | ネット |
松井 | 〇 | 必要 | ネット |
野村 | 〇 | 不要 | 対面 |
大和 | 〇 | 不要 | 対面 |
SMBC日興 | 〇 | 不要 | 対面 |
三菱UFJモルガンスタンレー | × | – | 対面 |
親権者の口座なしに未成年(15歳以上)が証券口座を開設できるのは「PayPay証券」「野村証券」「大和証券」「SMBC日興証券」の4社となっています。
このうち、ネット証券は「PayPay証券」のみであり、「野村證券」「大和証券」の2社は口座開設のために支店を訪問する必要があります。
つまり、親権者の口座を作らずに未成年主体で証券口座を開設できるのは、「PayPay証券」と「SMBC日興証券」のみです。
ただし、「SMBC日興証券」は少額投資が不可能であることから、現実的に未成年が投資をするのであれば「PayPay証券」一択ということになります。
PayPay証券 | SMBC日興証券 | |
---|---|---|
少額投資 | 可能 | 不可能 |
最低投資金額 | 1,000円 | 数万円~数百万円 |
取引商品 | 日本株、米国株、米国株ETF | 日本株、投資信託、米国株など |
特徴 | アプリから気軽に投資可能 | 大手証券として商品は充実 |
ただし、親権者の方が証券口座をお持ちなら、その証券会社の口座を利用すればよいでしょう。
SBI証券 | 楽天証券” target=”_blank” rel=”noopener”>楽天証券 |
マネックス証券” target=”_blank” rel=”noopener”>マネックス証券 | auカブコム証券” target=”_blank” rel=”noopener”>auカブコム証券 |
GMOクリック証券 | 松井証券 |
以上の点を踏まえ
- PayPay証券
- SBI証券
- auカブコム証券
のいずれかのネット証券をオススメします。
「SBI証券」と「auカブコム証券」は親権者の口座開設が必須ですが、大手ネット証券であるため安心して利用することができます。
さっそく見ていきましょう。
PayPay証券
まずは「PayPay証券」ですね。
日本初のネット証券だった「ワンタップバイ」は、2021年2月に名称を「PayPay証券」に変更しました。
「PayPay証券」の大きな特徴は3点あります。
- 日本株/米国株の最低投資金額は1,000円
- スマホアプリから簡単に取引可能
- 銀行口座に置いたまま簡単に投資可能
何よりも「PayPay証券」では1,000円から投資をすることができます。
これまでの証券業界は、日本株を買うには少なくとも数万円、株価が高い銘柄であれば1,000万円近くの資金が必要でした。
しかし、「PayPay証券」ではわずか1,000円から「Apple」「Amazon」といった米国の大手IT企業に投資することができるのです。
私は「PayPay証券」以外にも「SBI証券」や「楽天証券」といった証券会社を利用するのですが、「Apple」の株式を買うには15,000円、「Amazon」の株式なら30万円必要となります。
もう一度書きますが、「PayPay証券」では1,000円から米国株に投資をすることができます。
1,000円から米国や日本の大企業に投資できるのは、業界の中でも革新的な出来事です。
これまで投資と言えば大金持ちがするものでしたが、「PayPay証券」のようなスマホ証券のおかげで、一般投資家も株価の高い企業に投資できるようになりました。
また、スマホアプリから投資できるのも「PayPay証券」の大きな特徴です。
「PayPay証券」では「日米株アプリ」など計5つのアプリを提供しており、アプリを通じて取引することができます。
さらに銀行口座に資金を置いたまま投資できる「おいたまま買付」というサービスもあります。
対応銀行は次の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- 南都銀行
上記の口座をお持ちの方であれば、銀行口座に資金を置いたまま「PayPay証券」を利用することができます。
ぜひ、日米の大手企業に1,000円から投資可能な「PayPay証券」を利用してみてください。
口座開設は無料で、キャンペーンコード【2105kinen】を入力すると、最大1,000円分の投資金額を貰うことができます。
「PayPay証券」をさらに詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてみてください。
SBI証券
「SBI証券」で未成年が証券口座を開設するには、親権者の口座が必要となります。
つまり
- 親権者が「SBI証券」で証券口座を開設
- 未成年が親権者の同意のもと証券口座を開設
という流れになります。
「SBI証券」の特徴は以下の通りです。
- 口座開設数は日本一
- 商品のラインナップも日本一
- 少額投資もあるが米国株には投資できない
「SBI証券」の口座開設数/商品のラインナップは日本一であり、また総合的な取引手数料も安いため、資金力のある方であれば「SBI証券」をオススメします。
実際、私の両親には「SBI証券」をオススメしましたし、電話対応サービスもあるため初心者の方も使いやすいかと思います。
ただし、資金力のない未成年には少しハードルが高いかもしれません。
「SBI証券」でも少額投資を手掛けており、1株単位で取引をすることができますが、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」のような株価が高い企業の場合、10万円近くの資金が必要となります。
もちろん「三菱UFJフィナンシャルグループ」のような数百円から投資できる銘柄もありますので、銘柄を選べば少額投資をすることも可能でしょう。
先ほど説明した「PayPay証券」と「PayPay証券」の少額投資を比較しておきます。
PayPay証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
投資対象 | 日米の大企業/米国ETF | 日本株のみ |
最低投資金額 | 1,000円から | 数百円~10万円 |
取引手数料(約定金額当たり) | 0.5%~1.0% | 0.5% |
最低投資単位 | 1,000円 | 1株 |
「PayPay証券」では米国株にも投資することができますが、「SBI証券」の少額投資の対象は日本株のみとなっています。
また、取引手数料を見ると「SBI証券」の少額投資は約定金額あたり0.5%となっており、コスト面で優位性があると言えるでしょう。
ただし「PayPay証券」でも時間帯によっては0.5%の手数料で取引をすることができるため、大きなコスト差はないと考えています。
親権者の方、あるいは資金力のある方は「SBI証券」で投資を始めてみてもいいかもしれません。
「SBI証券」をさらに詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてみてください。
auカブコム証券
「auカブコム証券” target=”_blank” rel=”noopener”>auカブコム証券」は大手金融グループの「三菱UFJフィナンシャルグループ」と「KDDI(auの運営会社)」が出資するネット証券です。
「auカブコム証券」の特徴は3点あります。
- Pontaポイントで投資信託を購入可能
- ネット振込に対応した銀行が少ない
- プレミアム積立(プチ株)の取引手数料は無料
まずはPontaポイントで投資できるという点でしょう。
auユーザーの場合、「au Pay」や「au」の携帯料金を支払う際に「Pontaポイント」を手に入れることができるかと思います。
「auカブコム証券」では、「Pontaポイント」を投資信託の積立などに利用することができます。
一方でネット振込に対応した銀行が少ないといったデメリットもあります。
対応金融機関は次の通りです。
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
残念ながら銀行のネット銀行を利用する場合には振込手数料が必要となる場合があります。
もし可能であるなら「三菱UFJ銀行」「ゆうちょ銀行」「じぶん銀行」といった銀行を利用した方がいいでしょう。
また、「auカブコム証券」では未単元株による積立をすることができます。
未単元株による積立のことをプチ株積立と言い、買付手数料は無料となっているため、コツコツと投資残高を増やしていきたい方にオススメです。
auユーザーやPontaポイントを余らせている方はぜひ「auカブコム証券” target=”_blank” rel=”noopener”>auカブコム証券」を利用してみて下さい。
投資は何歳からできる?
よく、投資は何歳からできるのか?と聞かれます。
私自身は15歳のときに資産運用の勉強を始め、18歳前後で運用をスタートしましたが、一般的には15歳というのが答えになるようですね。
15歳というのは、中学校を卒業し高校生になる段階ですから、ある程度の判断力はあると考えられているのです。
ちなみに世界最高の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットは11歳のときに投資を始めたそうです。
15歳未満でも投資をすることはできるのですが、取引主体者が親権者あるいは未成年後見人となります。
一方で15歳以上であれば、未成年本人が投資をすることも可能です。
- 15歳未満:取引主体者は、親権者あるいは未成年後見人
- 15歳以上:未成年でも取引主体者になれる
私の場合、両親の監視の下で株式に投資をしていました(笑)
また「ジュニアNISA」という仕組みもあるのですが、基本的には大学などに進学することを想定して作られた制度ですので、高校生や大学生が主体となって取引をすることはありません。
0~5歳未満のお子様をお持ちの方は「ジュニアNISA」で検索してみて下さい。
5歳以上のお子様になると投資リスクの観点から、積極的な資産運用を勧めることはできません。
※余剰資金の場合は別です。
【2選】未成年にオススメの投資方法は?
ここからは未成年にオススメの投資方法について解説していきたいと思います。
成人の方と基本的な戦略は変わりませんので、下記の方法を試してみるといいでしょう。
- 投資信託/ETF
- 個別株投資
投資信託/ETF
投資信託とは、顧客から集めたお金をまとめて企業の株式や債券に投資する商品です。
投資信託/ETF(上場投資信託)には、個人では投資できないような銘柄にも投資できたり、容易に分散効果を働かせることができます。
投資初心者の方は次の記事を参考にしてみてください。
例えば、「ユニクロ」を展開する「ファーストリテイリング」の株式を一般の証券会社で購入しようとすると約900万円が必要です。
一方で「ファーストリテイリング」を組み込んでいる日経平均株価に連動するインデックスファンドの購入は100円からできます。
また、投資信託/ETF(上場投資信託)の違いは上場の有無なので、大きな違いはありません。
それよりも気にしたいのが、インデックス型/アクティブ型の違いです。
インデックス型は市場平均に沿って価格が変化するため、株式型インデックスであれば年平均7%前後のリターンを得られることができます。
一方で、アクティブ型はファンド・マネージャーに資金を委託して投資するため、信託報酬(手数料)が高くなりがちですが、アクティブ型の中にはインデックス型のリターンを上回るものもあります。
私はインデックス/アクティブの両方に投資をしていますが、最初はインデックス型から入り慣れてきたら自分でアクティブファンドを選べばいいでしょう。
【2021年】オススメの投資信託、インデックスファンドを徹底解説!
個別株投資
投資信託やETFの運用で慣れてきたら「トヨタ自動車」や「メルカリ」といった個別株に投資してみてもいいかもしれません。
個別株投資は投資信託/ETFへの投資よりもリスクが高く、自分で売買のタイミングを決める必要があります。
しかし、経済全体の流れや業界構造の勉強をするうえで最高の教材とも言えますので、一度挑戦しておいて損はないでしょう。
実際に儲けようとすると、損益計算書を読んだり、実際の製品を使ったりして企業のことを詳細に理解する必要があるのですが、未成年の方であれば「自分の好きな会社」に投資をすればいいと思います。
本来、投資とは自分のリソースを他人に分け与えること。この会社が好き!と思える銘柄に投資をするべきです。
ただし、将来的には「好き嫌い」で投資判断をするのではなく、詳細な分析の元に投資判断をした方がいいと思います。
未成年が株式投資をする上での注意点
ここからは未成年が株式投資をするうえでの注意事項について解説していこうと思います。
投資経験者の先輩として次のことさえ守っておけば、大きな損失や精神的なストレスを抱えることはないでしょう。
- リスクの高い金融商品には手を出さない
- 保護者と投資の状況について話す
- 「投資中毒」にならないようにする
それぞれ見ていきたいと思います。
リスクの高い金融商品には手を出さない
まず、リスクの高い金融商品に手を出してはいけません。
- 信用取引
- CFD
- バイナリーオプション
- FX
- レバレッジ投信
なぜ、これらの金融商品の取引をしてはいけないのかと言うと、「お金を借りてする投資」だからです。
20歳以上の方にもオススメはできませんね。
一般の証券会社では上記のような金融商品の取引を禁止していますが、私の友人でハイリスクな商品に手を付けた人もいました。
ここでは書きませんが、そういった証券会社で取引をすると借金を背負う可能性が出てきます。
そのため、本記事で紹介した「未成年がハイリスクの取引をできない」証券会社を利用してください。
保護者と投資状況について話す
保護者(親権者)と投資状況について話しておくことも重要です。
- どの会社にどれくらい投資しているのか
- どのくらい利益/損があるのか
- 投資をしていて精神的にしんどくないか
この3点には気を付けておきたいところですね。
まず、株式投資や投資信託への投資では、短期的に損をする可能性が十分にあります。
そのため、1週間に1回でいいので投資している会社の現状や投資信託の値動きについて話してみるといいでしょう。
また投資をしていて精神的にしんどくないのか?という点も重要です。
私は非常に楽観的な性格なので、投資をする上でストレスを感じたことは無いのですが、ゲームなどにハマりやすい人は注意が必要でしょう。
「投資中毒」にならないようにする
未成年の方が投資をするうえで気をつけておきたいことの3点目は「投資中毒」にならないことです。
誤解を恐れずに言えば、株式投資は一種のギャンブル的特性があります。
長期的に株式投資をすれば成功する確率も高くなるのですが、短期的に大儲けしようと考えると大きなリスクを背負わなければいけません。
例えば、株式投資をしていると1か月で資産が1.5倍になるということが稀ですがあります。
しかし、私は投資の結果の8割は運であると考えており、有名な投資家も自分のリターンの高さに「運の要素」を排除できないと述べています。
そのため、投資で儲けたからと言って、大きなポジションを張らずに、健全な投資を続ける必要があるでしょう。
未成年、特に高校生であれば忙しいという人も多いかと思います。
受験や部活、サークルといった、今しかできない活動を疎かにしてまで投資にのめり込むべきではありません。
ただ、世界経済の動向を学ぶ、将来のキャリアに活かしたいと考えられている方は、ぜひ「PayPay証券」のような手軽に投資を始められるサービスを使ってみてください。
未成年が株式投資を通じて学べることは?
一般的に株式投資は「儲ける」ためにあります。
世界中の投資家が僅かな利益を追い求めて市場に参加していることを考えると、当然といえるでしょう。
しかし、私は未成年が株式投資で「儲け」だけを追い求めるのはもったいない気がします。
人生100年時代の到来とともに、資産形成の重要性はより一層増していきますが、10代で投資を始めたのであれば、将来お金で困ることはないでしょう。
そのため、私がオススメしたいのは「投資」を通じて以下の3点を学んでいくことです。
- 資本主義社会を学ぶ
- 数字に強くなる
- 将来のキャリアに活かせる
それぞれ見ていきましょう。
資本主義社会を学ぶことができる
株式投資などを始めると資本主義社会を学ぶことができるようになります。
プロの投資家なら必ず読んでいるであろう、日本経済新聞(日経新聞)という新聞があります。
日経新聞は国内だけでなく世界中のニュースを取り扱っているため、小さい文字で紙面が埋め尽くされており、活字に慣れていなければ読むことはできません。
用語もビジネスマン向けのため、一般の高校生が読むのは難しいでしょう。
ただ株式投資を始めると話は変わってきます。
自分が投資している企業の業績だけでなく、世界経済の動向や業界全体の分析をする必要があるからです。
私も最初は日経新聞を読むのが苦痛でした。
しかし、日経新聞を読むうちに経済や投資全般に徐々に詳しくなり、今では家族や先輩に資産運用のアドバイスをするようになりました。
この資本主義社会がどのように構成されており、持つ者と持たざる者がいるのか?
なぜコロナ禍で苦しんでいる人が多いのに、富裕層(資本家)は資産を増やし続けることができるのか?
私自身、投資をすることで「儲ける」だけではなく、社会正義について強く考えるようになりました。
ぜひ皆さんも「投資」を通じて、この世はどうあるべきなのか?ということを考えてみて下さい。
数字に強くなる
また、株式投資をしていれば数字に強くなることは間違いないでしょう。
株式投資を始めると、企業の決算書(PL,BS,CS)を計算できるようになる必要があります。
- PL・・・損益計算書
- BS・・・賃借対照表
- CS・・・キャッシュフロー計算表
ここでは難しい話はしませんが、四半期(3か月に1回)ごとに発表される決算書を見て、投資家は投資判断をします。
もちろん、企業の業績や財務状況以外にも、企業のサービス、製品、人材、経営陣といった要素を加味することはありますが、一般的には数字を見て投資するのかを決めます。
例えば、無名の企業でも急激に業績が伸びてきている場合、営業活動がうまくいっているのか、不動産の売却益が収益を押し上げたのか、それとも海外の有力企業と提携したのか、というように投資家は原因を探ります。
その過程で営業利益率や自己資本比率、1株あたりの利益といった数字に目を通すため、自然と数字に強くなるのです。
資本主義社会を生き抜くうえで、数字を理解することは非常に重要です。
ぜひ「会社四季報」を買って読んでみて下さい。
日本で上場する約3700社の業績や業界動向を分析した雑誌。
1年に4回発行される。
将来のキャリアに活かせる
投資、特に株式投資は将来のキャリアに活かせると考えています。
まず、就職活動が非常に有利になります。
もちろん、就職活動はコミニュケーション能力や学歴、留学やサークル経験といった総合力が求められる戦いです。
しかし、普段から株式投資をしておけば、業界全体の構造や志望企業のポジション、世界経済の流れといった企業人に求められるセンスをある程度磨くことができます。
私自身、丸の内にある大手企業でインターンシップに参加した際、ESGやSDGs,テスラといった話題が話せたので多くのコネクションを作ることができました。
あくまでインターンシップの話は一例で、投資という話題の引き出しを持つことで人生を豊かにできると考えています。
まとめ
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
私事になりますが、私の人生を変えた2つの出来事を挙げろと聞かれたら、間違いなく「投資」と「海外留学」と答えます。
なぜ、そこまで投資に魅力があるのかは実際にしてみないと分からないでしょう。
投資は危険だと思われる親権者の方もいるかもしれませんが、失敗は金額が小さいときにしておいた方がいいと思います。
ぜひ「PayPay証券」などで投資信託/ETFや株式を買ってみて下さい。
よろしければ、こちらの記事も参考にしてみてください。
それでは、また。