審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社はある?可能性の高い9社を紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

  • 審査がどこにも通らない!どうしよう!
  • どうしてもお金を借りたい事情があるが貸してくれるところが見つからない!
  • 審査が通らない人にも貸してくれるローン会社を知りたい!

上記のように考えているかもしれません。

お金を借りるには一定の審査があり、通過できない限り融資を受けることはできません。

しかし審査基準はローン会社により異なるため、厳しいローン会社もあれば比較的借りやすいローン会社があるのも現状です。

本記事では、審査がどこも通らない人に向けて、おすすめのローン会社を紹介します。

目次

審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社はあるの?

結論からお伝えすると、完全にどこの審査にも通らない人にお金を貸してくれるローン会社はありません。

お金を借りるときは金融機関やローン会社の審査に必ず通過しておく必要があり、「どこに申し込んでも審査に通過できない」「貸し手側の融資基準を満たすことができず審査に落ちてしまう」という場合はお金を借りることはできないのです。

また、借り入れの審査に落ちた場合、落ちた旨が信用情報に登録されてしまうのでその期間中は他社からの借り入れが難しくなることも知っておきましょう。

とはいえ、審査の基準はローン会社により異なります。

非常に厳しい基準を設けて融資先を絞り込んでいるローン会社もあれば、比較的緩めの基準を設けて誰でも借りやすいよう配慮してくれているローン会社もあるので、比較しながら審査の申込をしていきましょう。

つまり、審査に通過できない人は「審査に通過しやすいローン会社」に的を絞って相談していくのが近道です。

中小消費者金融なら貸してもらえる可能性もある

大手金融機関やローン会社の審査に落ちてしまう人であっても、中小消費者金融なら貸してもらえる可能性があります。

下記では、なぜ中小消費者金融なら貸してもらえる可能性があるのか解説します。

中小消費者金融には独自の審査基準が存在する

中小消費者金融には独自の審査基準が存在しており、状況に応じて柔軟な判断をしてもらえることがあります。

消費者金融によっては債務整理の履歴があっても貸してくれるなど、比較的審査に通過しやすい条件になっていることもあるのでチェックしてみましょう。

その分借入限度額が10万円以下に設定されているなど、条件が追加されていることがあります。

また、地域密着型の「街金」と呼ばれる中小消費者金融の場合、店舗なる地域に居住していると少し有利になるなど独自の基準を設けています。

ブラックリストでも審査を受けられる場合がある

「ブラックリストに載る=審査すら受けられない」というイメージがありますが、中小消費者金融のなかにはブラックリストでも審査を受けられる場合があります。

ブラックリストとは、信用情報機関や金融機関が保有している「信用に関する情報リスト」のことを指します。

ブラックリストに載る理由はさまざまで、クレジットヒストリーや過去の債務の支払い遅延などが原因となることが多い分、信用リスクが高いと見なされる可能性があります。

その分審査条件が厳しくなったり審査に通ることが難しくなったりすることがありますが、100%審査に落ちるとも限りません。

ブラックリストに載っている場合でも、改善されたクレジット履歴や信用を築くことで信頼が少しずつ回復し、審査に通過できる場合があります。

即日融資を行っている業者も存在する

即日融資とは、申し込みをした当日に融資が行われる金融取引のことです。

通常であれば借り手が申し込みを行った後で審査が行われ、審査が通れば同日中または数日中に融資が開始されますが、即日融資はその名の通り「即時」融資をしてくれます。

審査の手順を省くことはできませんが、最短で数分から数十分程度で審査が完了するスピードがあり、急な支出や緊急の資金が必要な場合に便利です。

ただし、即日融資を行っている業者は金利や借り入れ条件が厳しめに設定されていることが多いので、事前に条件をしっかり確認しておきましょう。

審査がどこも通らない人にも貸してくれる可能性のあるおすすめの主要ローン会社10選

ここでは、審査がどこも通らない人にも貸してくれる可能性のあるおすすめの主要ローン会社を紹介します。

「いつものローン会社で借り入れできなくなってしまった」など事情のある人は、下記の利用を検討してみましょう。

中央リテール

中央リテール

中央リテール概要
商品名中央リテール
利用限度額500万円
金利10.95%~13.0%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%

中央リテールは「多重債務者の最後の砦」と呼ばれることも多く、条件の厳しい人向けにも融資をしていることで有名です。

比較的審査基準が低めに設定されており、返済トラブルや長期延滞をしている人でも審査に通過できることがあります。

返済能力の有無さえしっかり証明できれば、過去の信用情報を問わず借りられる可能性が高いのです。

おまとめローンを専門としており、他の商品は取り扱っていない点に注意しましょう。

セントラル

セントラル概要
商品名セントラル
利用限度額300万円
金利4.8%〜18.0%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%

セントラルは創業41年を向かえる消費者金融であり、最大30日間の無利息サービスを提供しているのが特徴です。

30日以内に返済できれば利息などは一切かからずに利用できるため、実質的なデメリットがないのがポイント。

即日融資にも対応していて、急いでお金を借入したい人にもおすすめです。

大手消費者金融で審査に落ちてしまった人でもセントラルならお金を借りられる可能性があるため、安定した人気を誇ります。

1万円から1,000円単位で融資を受けることができ、少額融資を受けたいときにも役立ちます。

フクホー

フクホー おまとめローン

フクホー概要
商品名フクホー
利用限度額5万~200万円
金利7.30%~20.00%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%
必要書類運転免許証、顔写真付き身分証明書など

フクホーは創業50年以上を誇る老舗消費者金融であり、金利が少し高めに設定されていますがその分審査が甘めです。

最長10年までの間で返済期間を設定できるので、少額からコツコツ返済していくことができます。

借り入れ直後に多額の返済をするのが厳しい人でも利用しやすく、堅実なマネープランで返済していくことができるので、当面の生活費等に困っている人でも安心です。

審査で見られるのは現在の返済能力なので、今の収入が多く、安定している状況であれば審査通過できるかもしれません。

しかし、ブラックで借り入れの返済が残っている状態の人は審査には通過できないので注意しましょう。

フタバ

フタバ概要
商品名フタバ
利用限度額5万~200万円
金利14.959%~19.945%
担保・保証人不要
遅延損害金19.945%以内
必要書類運転免許証、顔写真付き身分証明書など

フタバは審査の柔軟性が高い消費者金融であり、大手消費者金融には申し込めない・大手から断られたという方の検討先として最適です。

50年以上も運営してきた実績のある会社なので信頼度も高く、もちろん金融庁貸金業の登録もしている正規の貸金業者なので安心。

「20歳以上73歳以下の安定した収入と返済能力を有するお客さまであること」だけが条件となっており、過去の信用情報について厳しくチェックされることも稀です。

申し込みから借り入れまで最短20分というスピードも魅力のひとつであり、初めてなら30日間金利無料で利用できます。

ライフティ

ライフティ

ライフティ概要
商品名ライフティ
利用限度額300万円
金利8.0%~18.0%
担保・保証人不要
遅延損害金契約条件欄記載の割合

ライフティは最大300万円までの借り入れに対応している消費者金融であり、信用情報にキズがある人でも借り入れできる可能性があります。

おまとめローンの中では金利がやや高い傾向にありますが、「とにかく審査に通りたい」という方は検討してよいでしょう。

完済していない状態での申し込みは審査落ちの対象になるとはいえ、ブラックリスト登録中でも利用できるのは大きな利点です。

申し込みはネットから申し込み、その後の手続きは郵送で行うため、同居家族にバレず消費者金融を利用したい人は注意しましょう。

ニチデン

ニチデン概要
商品名ライフティ
利用限度額500万円
金利8.0%~20.0%
担保・保証人不要
遅延損害金契約条件欄記載の割合

ニチデンは、初めての融資だと最大100日間利息をゼロにできる消費者金融です。

即日融資も可能なスピード審査と来店なしで手続き完了できる審査体制が魅力で、訪問貸付にも対応しています。

公式サイトもシンプルでわかりやすく、中小消費者金融の利用に不安のある人こそチェックしてみましょう。

フリーローン、学生ローン、事業者ローン、不動産担保ローンなどさまざまな金融商品にも対応しています。

スカイオフィス

スカイオフィス概要
商品名スカイオフィス
利用限度額1~50万円
金利15.0~20.0%
担保・保証人不要
遅延損害金契約条件欄記載の割合

スカイオフィスは「限度額は少額、金利は高め」な消費者金融として知られていますが、その分審査の基準が比較的低めに設定されていて、他で審査に通過できない人でも利用できる可能性が高いです。

スカイオフィスが扱っているのは証書貸付と呼ばれるタイプの融資商品であり、契約を交わして最初に融資を受けたら後は決められたように返済していくシンプルな形態です。

大手消費者金融のように提携ATMなどから自由なタイミングで借りられるカードローン(極度額借入契約)は扱っていないので注意しましょう。

追加融資を希望する場合には改めてスカイオフィスの審査を受ける必要がありますが、最上限が50万円のため大きな増額は期待できません。

完済してから再度利用するなど工夫すれば、問題なく利用できて便利です。

キャッシングMOFF

キャッシングMOFF概要
商品名キャッシングMOFF
利用限度額1~100万円
金利5.0~20.0%
担保・保証人不要
遅延損害金契約条件欄記載の割合

キャッシングエニーは最長5年の返済期間を設け、利用限度額は最大100万円と高めに設定している消費者金融です。

2023年3月27日に株式会社Any(エニー)から「株式会社MOFF(モフ)」に社名変更して運営しているので、口コミ・評判を調べたいときはAny(エニー)で探してみてもよいでしょう。

原則としてインターネットや電話による手続きとなりますが、Face to Face(対面)によるきめ細かなサービスにも対応しており、店舗への来店も可能です。

電話での対応も丁寧で、即日融資できたという体験談も多いです。

債務整理のある人、ブラックリスト登録されてしまっている人、他社での審査になかなか通過できない人も相談してみましょう。

キャレントキャッシング

キャレントキャッシング概要
商品名キャレントキャッシング
利用限度額500万円
金利18.0%
担保・保証人不要
遅延損害金契約条件欄記載の割合

キャレントキャッシングは、14時までに手続きを完了させると当日中に即日融資を受けられる消費者金融です。

中小消費者金融の取り扱うビジネスローンを主な商材としていますが、大手の信販会社などのビジネスローンのスペックと大きく差がありません。

利用していくうちに信用度が上がり、利用限度額もアップしていくことが多いです。

他社借入額や金融事故情報などはあくまでも参考情報として使用されるに留まるので、比較的柔軟に融資してもらえます。

審査がどこも通らない人の特徴や原因

審査がどこも通らないと、「誰にも借金のことは伝えていないのになぜ?」と感じるかもしれません。

ここでは、審査がどこも通らない人の特徴や原因を解説します。

個人信用情報にマイナス情報が記載されている

個人信用情報とは、個人が金融取引やローンの申請などを行った際の情報を集約し、保管・管理するシステムです。

主に信用情報機関と呼ばれる特定の機関によって管理されており、姓名、住所、生年月日などの基本的な個人情報が含まれます。

それに加えてクレジットカードの利用履歴、ローンの返済履歴、銀行口座なども管理されているので、個人の信用力を評価する際に重要な要素となります。

個人信用情報にマイナス情報が記載されていると「返済が焦げ付くリスクがある」と判断され、審査に通りづらくなります。

他社からの借入れ金額が多い

他社からの借入金額が多い場合、個人の信用評価に影響を与える可能性があります。

個人の負債比率が増加している状態であるため追加の借入や支払い能力の低下が危険視され、信用リスクを増大させてしまうのです。

また、多額の借入金がある場合、返済履歴が悪くなる可能性もあるので注意しましょう。

遅延や滞納などの支払い問題が生じると信用情報機関に記録され、信用スコアが下がります。

属性による評価が不十分

属性による評価とは、個人の属性(収入、職業、居住地、年齢など)に基づいて信用リスクを評価するシステムです。

返済履歴や財務状況、職業安定性などの情報が欠落している場合、正確な評価が困難になります。

属性に基づく評価が不十分な場合、融資条件が個々の借り手の状況に適切か判断できず、審査に通過できません。

また、貸し手側が設けている属性評価基準をクリアできない場合も、お金を借りることはできません。

短時間で多数の他社への申込みがある

短時間で多数の他社への申込みがあると、「他社で融資を断られたのではないか」と勘繰られてしまいます。

急いで資金を調達しようとしている背景も見て取れるため、「借りれるだけ借りて踏み倒そうとしているのでは」というリスクも疑われるので注意しましょう。

信用スコアは融資申込みや新しいクレジットカードの申込みなどの活動に基づいて計算されるため、多数の申込みは信用スコアを低下させる可能性があります。

将来の融資申込みや金融取引にも影響を与えるので、手当たり次第の審査申込は避けましょう。

過去に嘘をついてお金を借りていたから

嘘をついて借りることは、貸し手との信頼関係を損なう原因となります。

嘘をついた経験がある借り手に対して信頼度を低く評価することは多く、消費者金融によっては条件が良く見えても融資を断られることが多いです。

最悪の場合は信用情報機関に記録され、個人の信用履歴に悪い評価として残ることもあるので注意しましょう。

複数の情報網を持つ金融機関や消費者金融に対して、嘘をつくのは悪手です。

言いづらいことでも正直に伝え、それでも審査に通過できそうか相談するのが最も近道なのです。

どうしても審査がどこも通らない時の対処法

どうしても審査がどこも通らないからといって、融資を完全に諦める必要はありません。

お金を借りる手段は多数あるので、下記の対処法を検討しましょう。

親・親戚・友人に借りる

親・親戚・友人は審査と関係なく借りられるので、OKさえもらえれば貴重な貸し手となります。

場合によっては金利などの設定なく借りられるケースもあり、困ったときのありがたい相談先となるでしょう。

ただし、近しい存在だからこそ返済の遅れや約束の反故が信頼に大きくヒビを入れる要因になりやすく、絶縁されたり噂が立ったりするリスクもあるため要注意。

また、「親や親戚には借金しているとバレたくない」という事情があるときは、最終手段の相談先となりそうです。

クレジットカードのキャッシング機能を使う

クレジットカード作成段階でキャッシング機能をつけている場合、作成時の信用情報で上限額が設定されています。

コンビニATM等で手軽に利用できるので審査を通過する必要もなく、楽に利用できるのがメリットです。

ただしクレジットカードのキャッシングには高金利が適用されることが多く、取り扱い手数料や利用手数料が別途発生することもあります。

キャッシングを利用する前に手数料や金利について確認し、利用可能な範囲内でキャッシングしましょう。

不用品を売って現金を得る

フリマアプリやリサイクルショップをフル活用しながら不用品を売り、現金を得ることも可能です。

お金を借りる方法ではなく「お金を得る方法」なので、得たお金は返済する必要がありません。

衣類、家電製品、家具などさまざまな種類の商品が対象となるため、検討しやすい手法でもあります。

スマホ決済機能の後払い機能を使う

スマホ決済機能の後払い機能とは、QRコード決済等に付帯している機能です。

全てのQRコード決済に付帯している機能ではないものの、文字通り「後払い」にできるので元手となる現金がない状態でもある程度の生活費は賄うことができます。

ただし、クレジットカードと同じく後日まとめて請求が届くため、支払い能力を超えて後払い機能を使うのは慎重になった方がよいでしょう。

支払いの期限を過ぎると遅延料や利息が発生し、却って割高になってしまうこともあります。

日雇いバイト等で稼ぐ

日雇いバイトは学歴や経歴を問わず参加しやすい雇用形態であり、本業のスキマ時間を活用して働けることでも注目されています。

労働者派遣会社や人材派遣サービスに登録すれば、日雇いの仕事を探せます。

また、オンラインのフリーランスプラットフォームやアルバイト掲示板を活用して日雇いの仕事を見つけてもよいでしょう。

労働収入なので今ある借金の返済に回すこともでき、一石二鳥です。

支出を大幅に減らす

家計を見直し、支出を大幅に減らすのも効果的です。

収入が同じでも支出が減れば手元に残す金額を増やせるので、生活に余裕が出ます。

まずは家賃・通信費・光熱費など固定費を見直しましょう。

優先順位をつけて必要なものと必要でないものとを分ければ、節約につながります。

お金を借りる際に知っておきたい借入先の優先順位

お金を借りる際は、「まずどこに審査を申し込むか」を考えます。

審査条件や融資条件に応じて借入先の優先順位をつけておけば、いざというときでも迷いません。

ここではお金を借りる際に知っておきたい借入先の優先順位について解説します。

銀行などの金融機関

銀行などの金融機関は金利が低く設定されていることが多く、信用度が高い場合や担保を提供できる場合はさらに金利を下げてもらえます。

安定していて信頼性が高く、借り手側にとっての安心感につながるのもメリット。

融資目的次第ではプロフェッショナルなアドバイスが受けられる他、返済計画や資金調達に関する相談も可能です。

大手消費者金融

大手消費者金融は審査のスピードが速く、返済期間・返済スケジュール・借入額を比較的柔軟に設定できます。

キャッシング、カードローン、リボ払いなどさまざまな商品ラインナップを扱っているので、ニーズに合わせて選択しやすいでしょう。

長年の実績や顧客サポートの充実度などが評価されている大手消費者金融であれば、利便性にも優れていて必要なときピンポイントで利用できます。

中小消費者金融

中小消費者金融は大手消費者金融よりも柔軟な審査基準になっていることが多く、他の金融機関で審査落ちしてしまう人でも借りられる可能性があります。

信用履歴や収入が十分でない場合でも借り手の状況を個別に判断して審査してくれるので、いざというときの相談先としておすすめです。

地域に密着したサービスを提供する中小消費者金融も多く、地域の特性やニーズに合わせられます。

地域によっては大手金融機関が展開していない場合もあるので、利便性が高くなっています。

公的貸付制度

公的貸付制度とは、政府や地方自治体が設ける貸付制度のことです。

低金利での融資や助成金を提供してくれる他、個人だけでなく法人への融資にも対応しています。

代表的な制度としては住宅ローン制度や教育ローン制度が挙げられ、大きな金額が一度に出ていくときに役立ちます。

反対に、単発かつ少額で生活費を借りたいときには使いづらく、あくまでも目的に沿った利用であるか問われることが多いので注意しましょう。

中小消費者金融を利用する際の注意点

中小消費者金融は非常にメリットの多い借入先であり、審査が比較的甘めなのも特徴です。

一方で注意点もあり、知らずに利用していると思わぬ落とし穴にかかるかもしれません。

ここでは、中小消費者金融を利用する際の注意点を解説します。

金利が高めに設定されている場合が多い

中小消費者金融では、審査が甘い分金利が高めに設定されている場合が多いです。

借りることができる金額が制限されていたり、金利とは別に手数料が設定されていたりすることもあります。

返済期間や返済額を確認し、自分の収入や支出と合わせて計画を立てましょう。

金融庁の許認可を受けた金融機関を選ぶ

中小消費者金融の中には、悪質な業者や詐欺業者も存在します。

金融庁の許認可を受けた消費者金融を選ぶなど、ある程度自衛しておかないと想定外の金額を支払うことになるかもしれません。

自分の状況やニーズに合った貸し手を選び、適切な契約を結べるよう口コミや評判もチェックしておきましょう。

お金を借りる時の注意事項

審査に通過できない状態が続くと、「誰でもいいから貸してほしい」「とにかく現金を得ることが第一と考えてしまいがち。

しかし目先のことばかり考えてしまうと思わぬトラブルに発展することもあるので、注意が必要です。

事前にお金を借りる時の注意事項をリストアップし、自分が該当していないか都度チェックしていきましょう。

SNSを介した個人間の貸し借りは控える

SNS上では、審査なしの融資や破格の金利提示など条件の良い融資話が見られることがあります。

しかし個人間の貸し借りは詐欺やトラブルのリスクが高く、人情報や銀行口座情報などが第三者に漏洩する可能性もあるので危険です。

契約や取引条件が明確でない場合、法的なトラブルになることもあるので注意しましょう。

そのためSNSを介した個人間の貸し借りは控えることが重要であり、信頼できる金融機関や公的な貸付制度の利用を優先するのが大切です。

短期間で複数の融資申込みをすることは避ける

短期間で複数の融資申込みをすることは、信用情報に不利な影響を与えます。

信用情報機関には申込履歴が記録され、短期間に複数の申込みがあると信用度が低下してさらに審査に通過しづらくなるのです。

もし審査に通過できても金利や条件が不利になりやすく、メリットがありません。

必要な資金を慎重に計画し、適切な金融機関や貸し手を選ぶことが重要です。

審査不要の借入れは避ける

金融機関や消費者金融が融資をするには、必ず審査をしなければいけない決まりがあります。

「審査不要で借りられる」はメリットだと感じるかもしれませんが、悪質業者や違法業者である可能性が高いので注意しましょう。

法的なリスクが高く、適切な審査や金利設定がおこなわれているかの疑問も残ります。

面倒でも審査落ちするリスクがあっても必ず審査のある適切な借入先を見つけましょう。

審査がどこも通らなくても闇金は絶対に使ってはダメな理由

闇金とは、法的に許可を受けていない金融業者を指す言葉です。

金融庁や地方自治体などの公的機関によって監督されておらず、法的な規制やルールに従っていない場合があるので注意しましょう。

「審査なしで融資」など甘い条件を提示してくる業者は闇金である可能性が高く、リスクとなっています。

ここでは、どんなに審査がどこも通らなくても闇金は絶対に使ってはいけない理由を解説します。

高額な利息を請求されるリスクがある

闇金は非常に高い金利での貸し付けをしており、法外な利息や違法な手数料を課せられて返済が不可能になってしまうリスクが高いです。

無事に返済できたとしても借り入れのメリットより返済のデメリットの方が大きく、必要以上のお金を支払うことになるでしょう。

借り手にとって大きな負担となる他、金利を巡ったトラブルにもなりやすいので注意が必要です。

不法な回収方法が採られることがある

闇金は違法な取り立て方法をおこなうことがあり、嫌がらせ・脅迫・暴力的な取り立てがされるケースもあります。

一般的な金融機関であれば電話・メール等による連絡の後で督促状が届き、それでも返済できなければ法的な手続きに移ります。

財産や給与の差し押さえ、自己破産などリスクはありますが、法外な取り立てをされることはありません。

闇金は身体的なリスクも精神的なリスクも鑑みず取り立ててくる可能性があるので、安易な利用は禁物です。

信用記録がさらに下がる恐れがある

闇金で借り入れした履歴が残ると、「闇金に駆け込むまで資金繰りが悪化している人」とみなされやすく、信用記録がさらに下がる恐れがあります。

返済が滞った場合にも信用記録に傷がつき、今後の借入れやクレジット取引がしづらくなるので注意しましょう。

どんどん審査に通過できなくなる悪循環が続き、最悪の場合自己破産や闇金の利用などに発展してしまうかもしれません。

審査がどこも通らずどうしても借金を返済できない場合は債務整理を検討する

審査がどこも通らずどうしても借金を返済できない場合、債務整理を検討しましょう。

債務整理とは返済困難な状況に陥った人が、債務を整理しながら返済の負担を軽減する手続きのことです。

具体的には下記3つの手続きにわかれており、債務状況や返済能力の有無に合わせてどの手続きをするか検討します。

任意整理債務者と債権者が協議し、債務の一部を減額したり、返済条件を変更したりする手続き。
裁判所による手続きではなく、弁護士や司法書士を介して実行するのが一般的。
個人再生個人が破産手続きを行わずに債務を整理する手続きで、債務の一部を減額したり、返済期間を延長したりできるのが特徴。
裁判所が債務整理計画を決定します。
自己破産債務者が裁判所に自己破産を申し立て、債務を全て免責してもらう手続き。
ただし、一定の資産や収入を失うことがあります。

債務整理を行う場合は専門家である弁護士や司法書士に相談し、適切な手続きを取ってもらいましょう。

地域の無料相談等も活用すれば、最小限のコストで返済額を減らせます。

審査がどこも通らない場合のFAQ

最後に、審査がどこも通らない場合に寄せられる「よくある質問」を解説します。

下記に気になる項目がある人はチェックしてみましょう。

ブラックリストを解消する方法は?

ブラックリストを解消する方法は、コツコツ返済を続けてブラックリスト登録期間を問題なく過ごすことです。

滞納を解消し、債務状況や返済能力を整理していくことで信用情報が改善されていきます。

債務が完済した場合や特定の期間が経過した場合、古い債務は信用情報から削除されていくので、ある程度の時間がかかることは覚悟しておきましょう。

大手消費者金融で借りやすい業者はどこ?

大手消費者金融で借りやすい業者として挙げられるのは、下記の業者です。

  • アコム
  • レイク
  • プロミス
  • モビット

とはいえ、個人の信用情報や収入などの状況によって審査結果は変動します。

柔軟な審査基準を謳っていても、借り手の状況によっては審査に通らない場合もあります。

年金受給者でも融資を受けられるのか?

年金受給者でも、返済能力があれば融資を受けられる場合があります。

年金の種類(国民年金・厚生年金・公的年金など)や受給額、年齢、信用情報、属性評価などのスコアが高ければ問題なく融資してくれるケースもあるので相談しましょう。

収入の安定性や返済能力を示すために、受給額の証明書や通知書が必要となることがあります。

消費者金融からの借入れが住宅ローン審査に影響するのか?

住宅ローン審査をする場合、消費者金融からの借り入れも含めて債務状況は必ず確認されます。

消費者金融からの借り入れ有無だけでなく、過去の滞納や延滞の有無、奨学金や教育ローンなどの返済もチェックされます。

収入が高く返済能力が十分であれば、借入額が住宅ローン審査に与える影響は軽減れます。

どうしてもお金が返済できない場合はどうしたらいい?

どうしてもお金が返済できない場合、まずは早めに金融機関や債権者に連絡しましょう。

相談窓口が用意されている場合もありますので、専門家に相談することも検討します。

返済計画を再検討したり返済期間を延長できたりすれば、無理なく返せるかもしれません。

それでもどうしても不可能な場合は債務整理の手続きに入るため、借金問題に特化した支援機関や相談窓口を頼るのがおすすめです。

審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社まとめ

審査なしで融資してくれる金融機関は基本的に存在しないものの、比較的柔軟な審査基準を持つローン会社は多数存在します。

中小消費者金融であれば貸してくれる可能性が高いので、手当たり次第にならない程度に相談してみるとよいでしょう。

反対に、どんなに切羽詰まった環境でも闇金など違法業者の利用は避け、信用のある借り入れ先を見つけることが大切です。