つみたてNISAを利用して米国株に投資してみたい
日本株には興味が無いけど、投資はしてみたい
本記事ではそういったお悩みを解決していきたいと思います。
本記事の内容
- つみたてNISAで米国株のみに投資することはできない
- つみたてNISAを使うならインデックスファンドがオススメ
- オススメのインデックスファンド
- オススメのネット証券
この記事を書く私はIT系の社長。資産運用の経験は5年あります。
米国株のみでつみたてNISAを運用したい方も多いでしょう。しかし、つみたてNISAを米国株のみで運用するのは不可能で、米国株に連動するインデックスファンドに投資する必要がある訳です。
というわけで今回は、米国株のみでつみたてNISAを運用する方法について解説していきたいと思います!
つみたてNISAについて知りたい方は次の記事も参考にしてみてください。
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つみたてNISAで米国株のみに投資することはできない
まず個別株とインデックスファンド(投資信託)の違いについて解説していきましょう。
個別株はAppleやAmazonといった個々の企業に投資する方法です。一方でインデックスファンド(投資信託)は資産運用会社を通じて幅広い企業に投資する金融商品のことです。
例えばeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という投資信託では
- Apple
- Amazon
- Microsoft
- VISA
といった米国企業に投資することができます。
つみたてNISAでは投資信託にしか投資できないため、AppleやAmazonといった個別株に投資することはできません。
そのため、米国株のみに投資したいのであれば投資信託を利用するといいでしょう。
つみたてNISAを使うならインデックスファンドがオススメ
インデックスファンドとは
投資信託の中でも、つみたてNISAを利用するのであればインデックスファンドがオススメです。
インデックスファンドは市場平均に連動する投資信託のことで、市場の経済成長の恩恵をそのまま受けることができます。
投資信託にはインデックス運用とアクティブ運用という2つの運用方法があり、インデックス運用は高利回りを期待できないものの、市場全体のリターンを得ることができます。
もし、つみたてNISAを利用して米国株のみに投資したいのであれば、S&P500などに連動するインデックスファンドを購入すればいいでしょう。
オススメのインデックスファンド3選
本記事ではオススメのインデックスファンドを3本紹介していきたいと思います。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はS&P500に連動するインデックスファンドで、低コストで米国の主要企業500社に投資することができます。
つまりこの投資信託に投資をすれば、経済先進国アメリカの経済を丸ごと買うことができる訳です。
業界最安水準のコストを誇る、eMAXIS Slimシリーズで最も人気のあるインデックスファンドで、純資産総額は8,000億円を超えています。
S&P500の長期的なリターンは約7%となっており、短期的に暴落する可能性はあるもののS&P500連動型インデックスファンドを保有し続ければ資産を増やせることが分かっています。
詳しくは次の記事を参考にしてみてください。
SBI・V・S&P500インデックスファンド
SBI・V・S&P500インデックスファンドはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じくS&P500に投資するインデックスファンドです。
金融商品としての性質はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とほとんど変わりませんが、よりコストを抑えて投資することができます。
欠点は取扱金融機関が少ない点でしょう。
SBI・V・S&P500インデックスファンド取扱い金融機関
SBI証券 | SMBC日興証券 |
佐賀銀行 | マネックス証券 |
岡三オンライン証券 |
すでに他の証券口座をお持ちの方は、取扱金融機関の多いeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を利用するといいでしょう。
詳しくは次の記事を参考にしてみてください。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・V・全米株式インデックスファンドは、S&P500ではなく米国の上場企業全体に投資する投資信託です。
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
設定日 | 2021年6月29日 |
運用方式 | インデックスファンド |
ベンチマーク | CRSP US トータル・マーケット・インデックス |
購入時手数料 | 無料 |
実質的な年間負担 | 0.0938% |
純資産総額 | 207.8億円 |
つみたてNISA | 対応 |
主な組込銘柄 | Apple,Microsoft |
オススメ度 | ★★★★★ |
SBI・V・全米株式インデックスファンドはSBI証券でしか購入できないため、もしSBI・V・全米株式インデックスファンドに投資しようとするとSBI証券の証券口座が必要となります。
ただしSBI証券は幅広い金融商品を取り扱っているネット証券のため、興味があれば口座を持ってみてもいいでしょう。
SBI・V・全米株式インデックスファンドに 興味がある方は次の記事も参考にしてみてください。
ネクシィーズ・トレードのサイトにジャンプします
つみたてNISAにオススメのネット証券
つみたてNISAで資産運用を始めるには
- 証券会社
- 投資信託
の2つを選ぶ必要があります。
今回はつみたてNISAが利用できるネット証券3選を紹介していきたいと思います。
SBI証券
SBI証券は日本最大級のネット証券で、投資信託のみならず株式・債券・貴金属の取扱も豊富な金融機関となっています。
各商品において業界最高水準のサービスを提供しており、SBI証券を選んでおけば大きな間違いはないでしょう。
2021年には25歳以下の国内株式手数料無料化を発表し注目を集めました。また親会社のSBIホールディングスは、新生銀行を買収しようとしていることで有名ですよね。
またIPOや夜間取引も充実しているため、次の記事も参考にしながらSBI証券の証券口座を開設してみてください。
auカブコム証券
auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャルグループとKDDIが共同出資するネット証券で、自社開発ツールや三菱UFJのサポートが組み合わさっているのが大きな特徴です。
投資可能なインデックスファンドの本数はSBI証券に劣らず、auが提供するサービスを利用しているのであればauカブコム証券を利用すればいいでしょう。
ただし外国株(米国株、中国株など)を取扱っていないという点には注意が必要でしょう。
auカブコム証券の証券口座をお持ちの方は次の記事も参考にしてみてください。
楽天証券
楽天証券はSBI証券に次いで証券口座の開設数が多いネット証券となっています。
楽天カード・楽天銀行といった楽天サービスを利用しているのであれば楽天証券を利用するべきでしょう。
例えば楽天カードで投資信託を購入すると、積立金額の1%を楽天ポイントとして受け取ることができます。
毎月5万円分の積立額までしかポイント還元を受けることはできませんが、楽天サービスを利用しているのであれば楽天証券をオススメします。
まとめ:インデックス投資がオススメ!
今回はつみたてNISAを利用して米国株のみに投資する方法を解説しました。
本記事の結論
- つみたてNISAで米国株のみに投資することはできない
- インデックスファンドを通じて米国株に投資することはできる
- オススメは低コストのS&P500連動インデックスファンド
- ネット証券のオススメはSBI証券
というわけで、つみたてNISAを利用して米国株のみに投資したいのであればインデックスファンドを利用しましょう。
投資は小さな金額・早くからスタートすることが重要です。証券口座をお持ちでない方はSBI証券などで資産運用を始めましょう。
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それでは、また。