楽天・全米株式インデックス・ファンドの利回りを知りたい
利回りだけでなく、手数料も知りたいよね!
本記事ではそういったお悩みを解決していきたいと思います。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、特にこれから資産形成をしようと考えている20代、30代の方にオススメです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
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楽天・全米株式インデックス・ファンドとは
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は上場している、ほとんどのアメリカ企業に投資するインデックスファンドです。基本情報を見ておきましょう。
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
設定日 | 2017年9月29日 |
運用方式 | インデックスファンド |
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
購入時手数料 | 無料 |
実質的な年間負担 | 0.187% |
純資産総額 | 3437億円 |
つみたてNISA | 対応 |
主な組込銘柄 | Apple,Microsoftなど |
オススメ度 | ★★★★★ |
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 はあの「楽天証券」と同じグループ企業である「楽天投信投資顧問」が運用するインデックスファンドで、名前のとおり全米の企業に投資しているのが特徴です。
日本でインデックスファンドが一般的になった2017年前後から運用を開始しているため、純資産総額は3437億円にまで膨れ上がっています。
ベンチマークは CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) となっており、 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 はベンチマークに沿った値動きをするようになっています。
ベンチマークとは、インデックスファンドなどの値動きの指標となるもので、有名なベンチマークにはS&P500や日経平均株価などがある。
購入時手数料は無料のノーロードファンドとなっており、手軽に資産運用を始めることが可能です。
日本の銀行とかだと、購入時手数料がかかるファンドが多いよね!
低コストで運用を始めるならネット証券が一番!
また信託報酬や様々な手数料を加味した実質的な年間負担は0.187%となっており、非常にコスト面でいうと国内トップクラスの投資信託であると言えるでしょう。
2021年7月末の 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 の組込銘柄を見ておきましょう。
企業名 | 比率 | |
---|---|---|
1 | アップル | 5.1% |
2 | マイクロソフト | 4.7% |
3 | アマゾン | 3.1% |
4 | フェイスブック | 1.9% |
5 | アルファベット | 1.8% |
6 | アルファベット | 1.6% |
7 | テスラ | 1.2% |
8 | バークシャー・ハサウェイ | 1.1% |
9 | エヌビディア | 1.0% |
10 | JPモルガン・チェース | 1.0% |
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 は 「バンガード・トータル・ストック・マーケット・ETF(VTI)」 というETFを通して米国企業に投資をしています。
そのため、競合ファンドの 「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」と構成銘柄が同じ点に注意が必要です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの利回りは?
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 は2017年に運用が始まったファンドですので、長期でのリスクやリターンを分析することはできません。
ただし、 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 の再投資先であるVTIの長期利回りを調べることで、おおよその利回りを把握することが可能です。
年数 | 年平均利回り |
---|---|
5年 | 17.4% |
10年 | 15.9% |
15年 | 10.85% |
20年 | 9.6% |
過去20年の年平均利回りを見ると、おおよそ10%前後の利回りを得ることができますね。ただし2020年~2021年に掛けて米国では株高が進んでおり、10%前後という数字は出来すぎかもしれませんね。
いずれにせよ過去に10%の利回りが得られたからといって、将来もその利回りが続くと考えない方がいいでしょう。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの手数料を比較!
ここからは 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 のライバルファンドである 「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」 と比較していきたいと思います。
表に2本のファンドの特徴をまとめてみました。
楽天 | SBI | |
---|---|---|
実質的な年間負担 | 0.187% | 0.0938% |
つみたてNISA | 〇 | 〇 |
iDeCo | 〇 | × |
購入できる場所 | ネット証券・銀行など | SBI証券のみ |
オススメ度 | ★★★★★ | ★★★★★ |
本記事の最後に 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 の購入可能金融機関を記載。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 も 「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」 も優れたファンドであることが分かりますね。
年間の手数料が0.2%を下回っているなんて…
ほとんど無料みたいなものだよね。
特に「SBI証券」や「楽天証券」でクレカの積立設定をして、ファンドを購入すると逆にポイントが貯まるようになります。
資産運用をしていない、あるいは「SBI証券」の口座をお持ちの方は 年間負担の少ない「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」 がオススメです。
一方でiDeCoに興味があったり、既に他のネット証券の口座をお持ちの方は 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に投資をすればいいでしょう。
ちなみに「SBI証券」でも 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 を購入することができます。
「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」 も多くのネット証券で買うことができるようになればいい…と思うのは私だけですかね。
楽天・全米株式インデックス・ファンド :まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここ数年で日本の資産運用業界は健全化が進み、高品質・低コストの金融商品をインターネットで購入できるようになりました。
国内外問わず株高が続いており、資産運用に挑戦する人も増えてきました。ただし重要なのは短期で大勝ちを狙うのではなくコツコツと資産を形成していくことだと思います。
決して短期的な株安に惑わされずに資産運用を継続してみてください。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」や「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」 といった低コストのインデックスファンドはあなたの資産運用を手助けするでしょう。
まだ証券口座をお持ちでない方は「SBI証券」で資産運用を始めるのがオススメです。 「全米株式インデックス・ファンド」と「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」、2本のファンドに同時に投資することができます。
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関連記事もぜひ参考にしてみてください。
それでは、また。
<追記> 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が購入できる金融機関をまとめておきました。
1 | 岩井コスモ証券 |
2 | エイチ・エス証券 |
3 | auカブコム証券 |
4 | SMBC日興証券 |
5 | 株式会社SBI証券 |
6 | 岡三オンライン証券 |
7 | GMOクリック証券 |
8 | 株式会社静岡銀行 |
9 | ソニー銀行 |
10 | 損保ジャパンDC証券 |
11 | 立花証券 |
12 | 株式会社栃木銀行 |
13 | フィデリティ証券 |
14 | PayPay銀行 |
15 | 松井証券 |
16 | マネックス証券 |
17 | 楽天証券 |