プラン数も多く、ランニングコストが安いことで有名なさくらのレンタルサーバー。
さくらのレンタルサーバーは、レンタルサーバーの老舗ともいわれており、その運用実績は信頼できる長さを持っています。
今回は、そんなさくらのレンタルサーバーの特徴と評判を見ていきたいと思います。
さくらのレンタルサーバーの基本情報
安いにも関わらず、高機能で高速、ホームページを運用するうえで必要な機能が十分にそろっていると、利用者からは高評価を得ている、さくらのレンタルサーバー。
こちらのプランですが、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」「ビジネスプロ」「マネージド」という全部で6種類のプランが用意されています。
今回は、ライトからビジネスプロまでを比較してみようと思います。
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) | 年間一括 |
ライト | 1,048 円 | 131 円 | 1,571円/年 |
スタンダード | 1,048 円 | 524 円 | 5,238円/年 |
プレミアム | 1,048 円 | 1,571 円 | 15,714円/年 |
ビジネス | 5,238 円 | 2,619 円 | 26,191円/年 |
ビジネスプロ | 5,238 円 | 4,714 円 | 47,143円/年 |
一番安いライトプランは、個人でホームページを運営したいという方向けです。
ただ、ライトプランは、安い分、使用できる機能にも限界があります。
企業や、ある程度の規模のサイトを運営したいという場合は、スタンダードプラン以上を契約することをおすすめします。
年間一括払いを選ぶと、ライト以外のプランは2ヶ月分の料金がお得になります。ほかのレンタルサーバーよりも初期費用も安くなっています。
また、後にも説明しますが、さくらのレンタルサーバーは、プランの乗り換えの手続きが大変です。そういう意味でも、ある程度の「余裕を見たプラン」での契約がいいですよ。
どんなものか試してみたいという方には、さくらインターネットには2週間のおためしプランがありますので、いろいろ試してみることもできます。
さくらのレンタルサーバーの特徴
では、さくらのレンタルサーバーの特徴にはどのようなもの上がるのかを、見ていこうと思います。
幅広いプラン
まず第一に挙げられるのは、初心者から上級者、個人から法人まで、さまざまなプランが用意されています。個人からビジネス用途まで、幅広いユーザーに対応しています。
個人的なおすすめとしては、一番人気とされるスタンダードプランです。
スタンダードプランは、月額524円で、Wordressから無料SSLまで使用できます。容量も100GBまで使用可能です。
私もこのスタンダートプランを使用しました。美容系のブログサイトでしたが、特に問題なく運用できていました。管理画面もシンプルでわかりやすかったです。
サポートが手厚い
また、全プランでメールと電話でのサポート対応があり、メールに関しては土日も受け付けてくれています。いつでも無料で質問できる、という安心感は大きいです。
他にはないバックアップ&ステージング機能
初心者にはあまり関係ないかもしれませんが、さくらのレンタルサーバーには、バックアップ&ステージング機能というエンジニアにはうれしいサービスがあります。
バックアップ機能は、スナップショットという形で、レンタルサーバー上のホームページのコンテンツなどを保存できます。
ステージング機能は、ホームページの一時的なテスト用に使えます。
WordPressのホームページなどは、バージョンアップも頻繁にありますし、テーマの編集やプラグインの導入など、公開しているホームページに影響が出てしまう作業が多くあります。バックアップ機能でとったスナップショットを利用して、ステージング環境でそれを動かして試すということができます。
慣れるまで手順は少し大変ですが、それでも本番に影響なく動作確認ができるというのは嬉しい機能ですし、機会があればぜひ使ってみたいところです。
ただ、この機能は一時的に使用する目的のもので、長期間のテスト環境として使用できるものではありませんので、そこは間違えないようにしたいところです。
さくらのレンタルサーバーの評判
コスパという点から考えると、個人や小規模な企業におすすめしたいサーバーです。
ある程度の規模の会社やブログサイトの運用などを考えている場合は、機能面や容量で不足なところが出てくることも多いので、エックスサーバーなどのほかのサーバーのほうが良いかもしれません。
そんな難しい使用方法をしないのであれば、さくらのレンタルサーバーでむしろ十分すぎるぐらいだと思います。
お試し期間にも無料のサポートがついているので、わからないことはすぐに聞けるのが大きなメリットです。
このサポートについては、酷評しているところも多いですが、私自身がドメイン関連で利用したときは、親切に対応してもらえました。こればかりは、担当者と内容次第、というところかもしれません。
独自ドメインを取りたい場合に、さくらインターネットの独自ドメインは、割高になる傾向があり、ドメインだけはお名前.comやムームードメインといったドメイン取得会社でとる方が安く上がります。
ただ、他社ドメインの設定作業が必要になりますので、その手間を考えると、さくらのインターネットの独自ドメインをとってもいいかもしれません。
一番のデメリットとしては、一度契約したプランを別のプランに変更したい場合に、再契約という形になってしまい、ホームページのデータなどもすべて移行作業をしなくてはいけないというデメリットがあります。
プランを上のプランにしたい場合でも、同じことですので、最初に選択するプランは少し慎重に選ぶ必要があります。
管理画面については、いくつかレンタルサーバーを見ているエンジニアとしてはシンプルで分かりやすいと思っていますが、分かりにくいという人もいますので、このあたりも、サポート同様、個人差になるのかと思います。
レンタルサーバーに関しては、下記の記事でも紹介していますので、比較してみてください。
[nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/rental-server-recommended/”]
まとめ:コスパ重視の方にはおすすめ
いかがでしたか?さくらのレンタルサーバーの評判と特徴を見てみました。
他にも人気のレンタルサーバーはいくつかありますが、さくらのレンタルサーバーのおすすめできる一番のポイントは、はやりそのコスパです。
できるだけ安く、ある程度の高速なサイトを望んでいる方は、ぜひ一度使用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずはお試しプランで2週間使用してみて、使い勝手を見てみてください。