この記事を読んでいるあなたは、
- クソ上司にいつも困っている…
- クソ上司にはどう接するべきなの?
- クソ上司への具体的な対処方法が知りたい!
上記のように考えているかもしれません。
そこで本記事では、そんなあなたに「クソ上司の特徴や遭遇した時の対処法」について具体例を挙げながら分かりやすくご紹介していきます。
クソ上司の特徴【7つのタイプ】
クソ上司にもさまざまな性格やタイプに分かれています。
まとめると、クソ上司には下記の7つの特徴のいずれかに該当します。
- 特徴①:自己中心的【自分の意見が一番正しい】
- 特徴②:精神的に幼い系【気分で態度がコロコロ変わる】
- 特徴③:とにかくポンコツ系【自分の発言を全部忘れる】
- 特徴④:残業大好き系【残業が美徳だと思っている】
- 特徴⑤:マウンティング系【何もしないが態度はでかい】
- 特徴⑥:手柄横取り系【部下の功績は自分のもの】
- 特徴⑦:ネチネチ系【いつまでも根に持つ】
これ以上我慢しないためにも、ここでクソ上司の特徴をしっかり押さえておきましょう。
自己中心的【自分の意見が一番正しい】
クソ上司で最も多いタイプが「自分の意見が一番正しい」と勘違いしてしまう人です。
この手のタイプは常に自己中心的に動くので、一緒に働く部下は振り回されっぱなしで非常に疲れます。
その上、自分のやり方が最終的には部下や同僚のためにもなると、盛大な勘違いをしているから厄介です。
精神的に幼い系【気分で態度がコロコロ変わる】
特徴の2つ目は「その時の気分で態度がコロコロ変わる」ような精神的に幼い系のクソ上司です。
このようなクソ上司が身近にいる場合、部下が機嫌を伺いながら仕事をしなければならないので、集中して仕事に取り組めなくなります。
他には、自分の都合や気分で無駄に絡んでくる「かまってちゃんタイプ」な上司や、全く関係ないことで絡んできては部下の仕事の時間を奪っていくタイプもよくいますね。
とにかくポンコツ系【自分の発言を全部忘れる】
とにかく仕事ができないポンコツ系クソ上司もかなりの割合で存在します。
この手のタイプは、仕事がうまくいかないと部下のせいにしたがる傾向があります。
また、自分で指示しておいて「言っていない」と反論されてることもしばしば。
残業大好き系【残業が美徳だと思っている】
昔ながらのサラリーマンタイプによくいがちな残業大好き系のクソ上司です。
大した成果でもないのに長時間働くことが会社のためになっていると勘違いしています。
このようなクソ上司が相手だと、無駄に時間を取られてしまうことが多くなるでしょう。
マウンティング系【何もしないが態度はでかい】
上司としての仕事ができていないのに、部下に対しての態度だけはデカいタイプのクソ上司です。
例えば、適切な指摘ではなく馬鹿にしてきたり、質問や意見に対して否定的な態度を取ってきたりと、かなり厄介な存在です。
このようなタイプは、的確な指示やフォローなど本来行うべき業務をほとんど行わないのに、部下に仕事を押し付けては偉そうに振る舞う傾向にあります。
手柄横取り系【部下の功績は自分のもの】
部下が考えたアイディアやチームでの功績・制作物に対する手柄を平気で横取りするタイプのクソ上司です。
このようなタイプは自分の出世だけを考えているため、後輩や部下の功績やアイディアを平気で自分の手柄にしてしまうのです。
この手のタイプのクソ上司が居ると、どれだけ頑張っても本当に評価してほしい層まで届かないので、精神的に疲弊していきます。
ネチネチ系【いつまでも根に持つ】
昔の失敗談をいつまでもネチネチとしつこく言ってくるクソ上司もいます。
この手の上司は精神的にも幼い傾向があり、前述した「気分や機嫌で態度がコロコロ変わる人」にも該当します。
一度の失敗をいつまでも持ち出しては部下を責め立て説教するので、職場の空気も悪くなります。
人として尊敬できないですし、同じ仕事を行う上でも信頼できません。
クソ上司あるある!よく言うセリフのリスト13選
クソ上司の考え方や特徴を抑えたら、自分の上司が本当に「クソ上司」なのか見極めていきましょう。
ここでは、クソ上司と一緒に仕事しているとよく耳にするであろう「セリフリスト」を13個まとめました。
クソ上司がよく言うセリフを具体的なシチュエーションを交えながらご紹介していきます。
やる気あるの?
こんなこともできないの?
新人社員や異動してきたばかりの方が言われることが多い「こんなこともできないの?」というセリフです。
この手のタイプの上司は、部下にマウンティングをすることで、無意識のうちに自分を正当化する傾向にあります。
このようなタイプの上司には、何ができないのか具体的に伝えて指示をもらうしかなさそうです。
言ってることちゃんと分かってる?
具体的な指示も出さないのに態度は大きいクソ上司がよく言いがちな「言ってることちゃんと分かってる?」というセリフです。
立場が上の人間からこんな風に威圧的に言われると、怖すぎて萎縮してしまい、良い仕事ができるはずもありませんよね。
優しめな聞き方であれば問題ありませんが、一歩間違えればパワハラ問題に発展しかねないので温厚に接してほしいものです。
仕事に向いてないんじゃない?
相手の気持ちを考えないクソ上司がよく使う「仕事に向いてないんじゃない?」というセリフです。
言っている本人からしたら、その場のノリで言ってしまうのかもしれませんが、言われる方は腹が立つことこの上ありませんよね。
この手のタイプのクソ上司に遭遇した場合は、疲れているんだなと考えて、なるべく自分を疲弊させないように努めましょう。
前にも同じこと言ったよね?
相手に威圧感を与えがちなクソ上司がよく使う「前にも同じこと言ったよね?」というセリフです。
確かに、何度も同じ事を言われることは良いことではありませんが、上司がちゃんと伝えられていないという見方もできますよね。
一度言われてしまうと、「覚えが悪い部下」としての印象がついてしまい今後に影響するので、自分なりに改善策を考えながら仕事をすることが大切です。
俺の方が君よりずっと忙しいよ
理不尽なクソ上司がよく使う「俺の方が君よりずっと忙しいよ」というセリフです。
業務量や時間の調整は基本的に上司の役目なのに、部下のスケジュールもろくに把握せず無理やり仕事を依頼してきます。
上司が本当に忙しくしている場合であっても、頼み方くらい考えてくれないと協力しようという気持ちになりませんよね。
真面目にやってる?
残業することが美徳と考えがちなクソ上司がよく使う「真面目にやってる?」というセリフです。
この手のタイプは「定時に帰る=真面目に仕事に取り組んでいない」という非常に勝手な解釈する傾向にあります。
自分が正当な成果を生み出しているという自信を持って「どういうところが不真面目に見えましたか?」と聞いてみるのも一つの手です。
なら君がやって
何かしら意見を求めてきたのに、最終的には「なら君がやって」と、言いっぱなしするクソ上司もいます。
これは部下に成長を促すようなマネジメントではなく、単なる業務放棄なので職場環境もどんどん悪くなるでしょう。
お前に任せた俺が馬鹿だった
上司が望む成果を残せなかった時によく聞く「お前に任せた俺が馬鹿だった」というセリフです。
上司は部下の仕事のパフォーマンスを向上させる任務があるにも関わらず、まるで失敗した理由が部下にあるような言い回しをするクソ上司もいます。
ゆとり世代は気楽でいいな
何かと世代の違いを話に持ち込み、小馬鹿にしたような言い方をするクソ上司がよく言う「ゆとり世代は気楽でいいな」というセリフです。
特に、覚えることが多い新人社員の人にとって、気楽に仕事をしているわけでもないのに「気楽でいいな」と言われるのは心外でしょう。
相手の気持ちも汲み取れない人を相手にすると本当に疲れますね。
ここ最近有給なんて取ってないよ
長時間働くことや残業に美徳を感じているクソ上司が言いがちな「ここ最近有給なんて取ってないよ」というセリフです。
有給は労働者の権利なので推奨されるべきですが、この手のタイプのクソ上司は、有給を申請してくる部下に対して有り得ない言葉を平気で使います。
また、仮に有給から戻ったとしてもネチネチと小言を言われることもあるなど、後から面倒くなるのも嫌な気持ちになりますね。
俺達が若い頃は〜(過去の自慢)
過去の自慢をしたがるクソ上司が言いがちな「俺達が若い頃は〜」というセリフです。
若い頃の話しを持ち出されても、時代も状況も違うのでどうしようもありませんよね。
ただ、ひと通り話終わると自己満足するので聞き流すに限ります。
そんなの社会の常識だろ?
自己中心的なクソ上司は「そんなの社会の常識だろ?」というセリフもよく使います。
いかにも周知されているものとして話しを進めるのですが、本人だけの常識であることが多く、そこには何の根拠も存在しない場合があります。
心の中で「(クソ上司)さんだけの常識なんだ」と間に受けないようにしましょう。
クソ上司と一緒になった時の対処法
ここでは「クソ上司と一緒になった時の対処法」をご紹介します。
日頃から健全に仕事を行うためにも、以下の対処方法を試してみてください。
- 対処方法①:コミュニケーションは最低限!必要以上に関わらない
- 対処方法②:キャラ作りが大事!ぐいぐい来たら冷たい目で見返す
- 対処方法③:上司の上司に直談判!もしくは人事部に相談する
- 対処方法④:社内でダメなら外部機関に相談!厚生労働省や労働基準監督署
- 対処方法⑤:何をされても反面教師!有無を言わさぬ成果を出す
- 対処方法⑥:指示は全て復唱!いつでも再確認できるよう記録する
- 【注意点】どれだけ合わないクソ上司でもケンカ腰な対応はNG
それぞれの対処法を詳しく解説していきます。
コミュニケーションは最低限!必要以上に関わらない
まず最初に行うべきことは「コミュニケーションは最低限にして、必要以上に関わらない」ことです。
とはいえ、同じ会社・部署内で仕事をしている以上、完全に関わらないようにすることはほぼ不可能です。
そのため、クソ上司と接する時は以下の3点に注意しましょう。
- 報連相は簡潔にできる限り短く済ませる
- 仕事以外の話しはしないようにする
- 周りの迷惑にならないような業務を心がける
これらを意識するだけでも、嫌なやりとりはぐんと減るでしょう。
キャラ作りが大事!ぐいぐい来たら冷たい目で見返す
2つ目の対処法は「ぐいぐい来たら冷たい目で見返す」というやり方です。
これはプライベートなど必要以上に関わり合いを持ちたがる鬱陶しい上司に効果的な対処方法です。
仕事以外の関わりを持ち込みたくないキャラが定着すれば、よっぽど相手から距離を詰められることはありません。
それでもぐいぐい来られたら冷たい目をして関わりたくないオーラ全開で接しましょう。
上司の上司に直談判!もしくは人事部に相談する
もし可能であれば、「上司の上司や人事部に相談する」ことも対処法の一つです。
その場合は、
- 実際にあった問題
- クソ上司の部下に対する態度
- 自分の現状の問題(心の不調など)
などを具体的に伝えることが大切です。
うつ病など心の病気になってしまうような状態になる前に相談することをオススメします。
風通しの良い会社であれば、上司または自分自身が「異動」という形の対応をとってくれます。
社内でダメなら外部機関に相談!厚生労働省や労働基準監督署
相談しても具体的な対応をしてもらえないなら、「厚生労働省や労働基準監督署などの外部機関に相談する」のも対処法のひとつです。
少し心理的なハードルは高いかもしれませんが、外部機関に相談することで、職場の問題改善やご自身のメンタルヘルスケアに繋がるはずです。
何をされても反面教師!有無を言わさぬ成果を出す
最も効果的な対処法は「仕事で成果を出す」ことでしょう。
例えば、クソ上司に何を言われても反面教師にして、有無を言わさぬ成果を出すことで自然と距離を取ることができます。
クソ上司にあれこれ言わせない立場を確立することで仕事がしやすくなるのです。
指示は全て復唱!いつでも再確認できるよう記録する
もしポンコツ系クソ上司に悩まされているなら「指示は全て復唱し、再確認できるよう記録する」ことが大切です。
曖昧な指示に対しては認識の違いをなくすためにその場で確認を取りメモを残しましょう。
そうすると、もし上司が急に指示を変えてきてもこちらに証拠が残っているので反論ができます。
少なくとも責任を負わされることはなくなるでしょう。
【注意点】どれだけ合わないクソ上司でもケンカ腰な対応はNG
これまでクソ上司に対しての対処方法を説明してきましたが最後に注意点です。
どれだけ合わないクソ上司でもケンカ腰にならないよう気をつけましょう。
クズ上司に仕返ししたいと思いから喧嘩腰になると、最悪どちらかが会社を去らなければならないような事態に発展しかねません。
円滑に仕事を進めるためにも、これまでご紹介した対処法で上手にかわしていきましょう。
無能な上司を精神的に追い込む方法!
ポンコツ上司のイライラを解消させるために、下の点を意識して業務を行いましょう。
- 無視に徹して居ないものとして働く
- 最も無難なのはクソ上司の上の立場の人に相談
- 会社での対応が難しいなら転職を考える
それぞれ詳しく説明していきます。
無視に徹して居ないものとして働く
業務上の最低限のコミュニケーションにも限界を感じた場合、完全にいないものとして無視に徹しましょう。
- 聞き流す
- 聞こえないふりをする
- 愛想笑いはしない
- 意見は完全に反対する
いちいち振り回されないようにするには「なんでも思い通りにいくわけではない」と自覚させることが大切です。
上司を精神的に追い詰めることで、気の弱い上司であればよっぽど態度を改めるきっかけにはなります。
最も無難なのはクソ上司の上の立場の人に相談
クソ上司の上の立場にいる人がまともなら、正当な対応をしてくれるはずです。
部署移動や配置換えなどを検討してもらえたり、少なくともクソ上司に対して態度を改めるよう言ってもらえるかもしれません。
なかなか接する機会もないので緊張するかもしれませんが、相談してみる価値は大いにあります。
会社での対応が難しいなら転職を考える
会社で対応してもらえないなら「転職」を考えましょう。
クソ上司の対応もできる限り行い、会社側にも相談したが変化がなかったという場合は仕方がありません。
そのような職場で人生を左右されるのは非常に勿体無いものです。仕事は楽しいか否かで人生の幸福度が大きく変わります。
どうしても現在の職場でクソ上司と関わりたくないのであれば、転職も検討してみましょう。
クソ上司から逃げろ!おすすめの転職サイト3選
単純に職場環境が悪いせいで、十分な実力が発揮できないというのは往々にしてあります。
どうしてもクソ上司に耐えられないという場合は転職を考えましょう。
ここでは転職の際におすすめしたいサイトを3つ厳選してご紹介します。
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クソ上司の特徴と対処法のまとめ
残念ながら、どこの会社でもクソ上司は存在します。
クソ上司はくたばれ!と思っていても、何か変化を起こさないと状況は変わりません。
重要なのは我慢することではなく、どのように接していけば自分も最大限の実力を仕事で発揮できるか考えることです。
そのためにも、今回ご紹介したクソ上司への対処法を実践してみましょう。
どうしてもクソ上司がいる職場環境の居心地が悪い場合、潔く転職を試みることも一つの手です。
前述しましたが、1人の合わない人のために自分自身が犠牲になる必要はありません。
もし会社を辞められない場合は、退職代行を利用してみるのもよいでしょう。