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休日出勤が当たり前!現状を改善するための方法を解説!

「休日出勤 当たり前」

この記事を読んでいるあなたは、

  • 休日出勤が当たり前に続いており心身ともに疲弊している
  • 家族が休日出勤が当たり前のため心配している
  • 休日出勤が当たり前という現状の改善をしたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「休日出勤が当たり前になっていることの原因や、現状を改善する方法」をお伝えしていきます。

目次

なぜ休日出勤が当たり前になっているのか

「休日出勤 当たり前」

休日出勤が当たり前になっているのは異常です。

本来、休日出勤とは会社で休日と定められている日に労働することです。休日出勤を要請される場合のほとんどは、研修や式典などイレギュラーな仕事があるときです。

休日出勤が当たり前という職場で、はたして割増賃金や代休などは保証されているのでしょうか。

休日出勤は当たり前におこなわれるものではありません。原因を把握し健全な働き方ができるように対処しましょう。

それでは、なぜ休日出勤が当たり前になっているのかを解説してきます。

社員数と業務量がつりあっていない

健全な会社では、社員数と業務量のバランスがつりあっているため休日はしっかりと休めます。休日出勤を当たり前にしなければ仕事がまわらないほどの状況というのは、社員数と業務量がつりあっていない証拠です。膨大な業務量に対して社員数が少なすぎるというわけです。

その原因として、会社が人件費を削減している可能性があります。少ない社員数で無理やり仕事をまわして、利益を上げるような経営をしている会社で働き続けるのは危険ではないでしょうか。

社員も休日出勤前提で仕事している

休日出勤が当たり前という現状に慣れきってしまい、社員も休日出勤前提の働き方をしていることがあります。特に長年その会社で働いている人は、休日出勤が当たり前だという意識で働いている可能性があります。上司がそのような意識だと、部下は従わざるを得ないというつらい状況になってしまいますよね。

会社全体に休日出勤が当たり前のシステムができあがってしまっている場合は、上司や経営層の意識改革が必要になってくるでしょう。

 休日出勤が当たり前の現状がもたらすリスクとは

「休日出勤 当たり前」

休日出勤が当たり前になると、日常生活にさまざまな弊害が発生します。

休日出勤のために休日のスケジュールが立てられないことにより、病院へ行くことや家族団欒などができず、プライベートに影響が出ますよね。

何のために休日というものがあるのか、自分を犠牲にしてまで働く価値があるのかを、改めて考えてみましょう。

それでは、休日出勤が当たり前の現状がもたらすリスクを解説してきます。

疲労が蓄積され身体を壊す

休日出勤が続くと休息がとれず、疲労がどんどん溜まっていきます。ストレスで胃潰瘍になったり、体力が落ちることで免疫力が下がり、感染症にかかってしまったりするリスクもあります。

疲れが溜まっている状態では、仕事でベストパフォーマンスを出すこともできませんよね。業務をこなすための休日出勤が、結果的に仕事効率を落とすことになってしまいます。

 ストレスからうつ病になる

責任感が強く真面目な方は特に注意が必要です。

責任感を持って仕事をすることは大変すばらしいことです。しかし、無理をして休日出勤を続けないといけない現状に目を向けてみてください。精神状態に影響を及ぼすような職場環境はよいところとはいえません。少しでも異変を感じたら無理にでも休むことも大切です。

ひどいストレス状態が続くと自分でも気づかないうちに症状が進行し、気づいた時はひどい状態になっていることがあります。

休日出勤が当たり前の現状改善の方法

「休日出勤 当たり前」

休日出勤が当たり前の現状が、いかに危険なことかわかりました。

体調を崩してしまう前に現状改善に努めましょう。

どうしてもいまの会社でないといけないのか、それとも転職を選ぶのかをじっくりと考えてみてください。

それでは、休日出勤が当たり前の現状改善の方法を解説していきます。

 上司や外部機関に相談する

理解のある上司だと感じる場合には、上司に相談してみましょう。上司が現状を把握していない可能性もあるので、正しく現状を訴えることで現状改善につながることがあります。

上司に相談できない場合は、外部機関に相談するのも手です。

例えば以下の3つの相談窓口があります。

  • 「労働基準監督署」
  • 「日本労働弁護団」
  • 「総合労働相談コーナー」

「労働基準監督署」では、労働者の窓口として労働基準法などに違反する事実の申告を受けています。休日出勤の相談にものってくれます。また、状況によっては事業主から事情を聴取がおこなわれることがあります。労働者が、労働基準法違反などの事実を労働基準監督署に申告したからといって、解雇などの不利益な取り扱いをすることは労働基準法禁じられているので、安心して相談できます。

「日本労働弁護団」では、ホットラインや日本労働弁護団所属の弁護士による法律相談がおこなわれています。また、「雇用調整ホットライン」「倒産・リストラ110番」などの名称で、電話による相談活動も実施されています。

厚生労働省が定める「総合労働相談コーナー」では、職場のトラブルに関する相談や、解決のための情報提供を行っています。総合労働相談コーナーは、各都道府県に設置されており、無料・予約不要・秘密厳守なので、安心して相談できますよ。

他にも民間のさまざまな各種相談窓口があります。なかにはオンライン対応しているところもあるので、我慢しすぎて体調を崩す前に相談してみてはいかがでしょうか。

 労働環境のよい職場へ転職する

会社の方針を変えることが難しく現状の改善が望めない場合には、思い切って転職を考えてみてはいかがでしょうか。転職の際には、「転職サイト」や「転職エージェント」の利用をオススメします。

「転職サイト」では、インターネットで掲載してある求人の中から、希望や条件に合う企業に自分で応募します。

一方、「転職エージェント」ではプロがマンツーマンでキャリアカウンセリングや最適な求人企業の紹介などをしてくれます。プロのキャリアカウンセラーに、休日出勤が当たり前という現状と希望の働き方を伝えることで、休日出勤の少ない労働環境のよい職場を紹介してもらえるでしょう。

転職時の注意点として、採用面接時の転職理由の言い方に工夫が必要です。例えば、退職理由のひとつとして「プライベートと仕事を両立したい」などと言い換えるのがオススメ。「休日出勤が多く、休めなかったから」という退職理由を中心に説明すると前向きな印象を与えないので、言い換えた方がよいでしょう。

日本には多種多様の企業が豊富に存在しています。自分にあった会社で働くことで、健康的に働けることやモチベーションUPにつながりますよ。

休日出勤が当たり前はおかしいこと!自分の時間を取り戻そう

「休日出勤 当たり前」

休日出勤は労働基準法で定められた休日や労働時間、賃金の支払いの規定を守らなければなりません。休日出勤が当たり前になっている人々の中には、割増賃金が支払われることから、生活のために休日出勤を続けてしまう人もいるでしょう。

しかし、時間は有限です。その時間をスキルアップに使ったり、家族など大切な人と過ごす時間に使ったりする方が、健康的で幸せを感じるのではないでしょうか。

我慢を続けるだけでは状況は変わりません。体調を崩してしまう前に、これから先も休日出勤を当たり前に続けるのか、本来自分がどのような働き方をしたいのかを考えてみましょう。

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